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コスパの良いおせちの選び方

コスパの良いおせちとは?

コストパフォーマンスの良いおせちとはどのようなものを指すのでしょうか?

単純に中間マージンが少なければよいというものでは無いですよね。

今回は、選ぶ動機、製造ルート、販売ルート に分析していきましょう。

 

おせちを選ぶ際の動機と優先順位

以前アンケートを取った時のデータですが、優先順位が高いものを選んでいただいたアンケートです。

何年か実施しており、回収枚数は2万件以上あります。

 

1位:ちょうどよい量。  

当然ですよね。食べる人数に応じておせちのボリュームを選びます。

 

2位:見た目。

美味しそうに見えるかどうか。ここには、入っているものが自分の好きな食材が多数入っていたり

食べてみたいと感じたものが入っていたり、和風や洋風、中華だったり、ついている冠(どこのブランド)で選んでみたり。

幅広い理由が複合的に動機としています。

 

3位:価格。

1と2を決めた後、最後にお財布との相談ですね。自分が美味しいと思うものと、自分のお財布がマッチしているか

判断です。おせち以外にも食べるものや出費、年末年始は多くなりますよね。

 

このように、優先順位のアンケートを取りましたが、アンケートを取りながら、感じたのが

最終的には、順位ではなく、この順番を追って決めているのではないでしょうか?

 

おせちを販売する際の製造~販売までのコスパ

全国に多数あるおせち工場。

工場にもそれぞれの特徴があります。それを見ていきましょう。

 

製造の流れです。おせちの食材は弁当と比べ10倍以上の原材料と手間暇がかかります。

つまり、自社で全部作るという事はハードルが高く、リスクが高すぎてできません。

例えば、黒豆は黒豆の専門工場、海老は海老の専門工場で作った物を仕入れます。

 

工場に入るまで

例:黒豆

①黒豆工場 →専門商社→物流商社→工場

②黒豆工場 →物流商社→工場

③黒豆工場 →工場

 

だいたいこのようなルートですが、割合で言うと①が圧倒的に多いです。経験的には8割くらいですが、正確な数値ではありません。

②の場合もよくある事ですが、①専門商社が入っている方が、必要な量だけ購入できるというメリットがあり、1~2割です。

生産ロットをすべて買い取る必要がある場合が出てきます。おせちの場合、1セットあたりの使用量は多くない為、使用数は

思ったより伸びない傾向にあるのが、その理由です。

③は少ないですね。少ない理由は、商売をしていく上で、商社を入れておく方が、いろんなトラブルを回避できる為、

あまり工場に直売するパターンは少ないです。

当然原価は①が一番高くなりますが、ロスがその分少なくなるとか、幅広いアイテムをチョイスできるなど

一概に悪いわけではありません。

 

その後、製造していくわけですが、製造に関するブログはまた後日記載していきます。

 

 

販売方法のそれぞれ

工場直販タイプ

大量生産の工場で代表的な工場直販と言えば、博多久松さんが有名ですね。その他では板前魂さん等があります。

地域の仕出し屋さんなども直接販売していますね。今回は大量生産の工場を中心に見ていきましょう。

 

工場直販タイプのメリット

・・・単純にコストパフォーマンスだけを見ると、これが一番コストパフォーマンスが

   高いです。また、大量生産できるので、仕入れのコストも下がります。

工場直販タイプのデメリット

・・・(デメリットはあくまでも個人意見ですので、賛否があります。)

   工場の工場の特徴や効率などが考慮される事と、仕入れ価格を追求する事に目がいくので

   思ったほど、味の追求がしずらい状況を感じます。

 

自社オリジナルタイプ

・・・例えばオイシックスさんなど、自社でおせちは製造していませんが、協力工場に委託して自分たちのコンセプトに合った

   おせちを作ってもらう というタイプです。こちらは依頼する工場によってレベルが違うので、どこに依頼するかによって

   美味しいおせちが出来るか否かが大きく左右されます。価格的なメリットは少ないですが、無添加など自社のコンセプト

   に沿った顧客目線でのおせち開発ができる為、内容に対する満足度は高いと感じます。また、自社直販になるので

   コスパは普通です。

 

百貨店

・・・百貨店については、目線として沢山売れるものは、コスパがかなり良く、売れないおせちは、コスパがかなり悪いです。

   百貨店で取り扱ってもらうだけで、お金がかなりかかりますが、その経費として百貨店の利益とカタログ掲載料です。

   カタログ掲載料は固定なので、売れれば売れるほど1セットあたりのコストは大きく下がります。また、百貨店は

   あまり利益を取りません。つまり、大きく取り上げてもらっている商品は、コスパが自然とよくなっている。

   また、おせちには この金額以上の原価をかけると自由度が大きく増す という割合がそれを超えると急に美味しくなります。

   百貨店のおせちは、このラインを超えているものが多い為、ハズレは少ないですが、あとはどの工場で作っているのか?

   がキーになってきます。

スーパー

・・・自社のセントラルキッチンなどで作っているスーパーはかなりコスパが良いです。自社のセントラルキッチンで作る場合

   原価計算よりも人件費の計算が低く設定されている所が多いです。その為、コスパは一番良いですが、一つ一つのパーツに

   ついては、こだわりよりも安さ重視となります。

   他社工場に依頼している場合、利益計算では百貨店よりも高く設定されているので、コスパは悪いです。

   スーパーで買うなら、バックヤードなどで作る自社製造品がベストです。

 

通販

・・・通販でも、幅が広くおせち専門店ではなく、ギフト店や食品全般を扱っている所での購入はあまりコスパが良いとは

   言えません。製造工場→企画会社→通販会社→消費者 となり、通販会社は広告宣伝費の経費が高くコスパが悪く

   なってしまいます。

   逆に、おせち専門店などは、販売数が多い為安く仕入れる事が出来ます。通販で買う場合はおせち専門店で購入するのを

   おすすめします。

 

 

このように、業界人しか知らない色々とおせちに関するマイナーな情報を発信していきます。

 

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